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波切不動明王　ヒノキ製　総高25cm　身丈6寸



波切不動明王は、弘法大師空海が唐からの帰国の際、 嵐に遭遇し船が難破しかかった時に、 波がしずまる事を祈願して不動明王の木像を波の中に投げ入れたそうです。 すると、不動明王が現れ、手に持つ利剣で押し寄せる波を切り裂き、波はおさまったそうです。その不動明王は、今でも【波切不動明王】として高野山に奉納されています。

それ以降、大波・津波被害や遭難などの海難除け、航海安全の神様として、波切不動明王は全国でお祀りされています。現在は、諸願成就に変わってきました。



不動明王は、修験道において最も崇拝される仏像です。弁髪を肩から垂らし、剣と羂索を持ち、天眼地目で睨み、火焔の光背を背い盤石座・瑟々座に坐す。密教では毘盧遮那如来が大日如来として現れ、大日の教令輪身として忿怒形の不動が、教化しがたい衆生を畏怖調伏させる。明王の明は霊的知恵を意味する。